電波祭CASシステム進捗 †
現在進捗率60%(気分ベース)
電波祭までには間に合うペースです
去年の失敗の原因 †
- CAS-ポケコン間のインターフェースの問題
インターフェースLSIやCPUのZ80、ポケコンの仕様、信号線の駆動能力やタイミングなどをよく把握せずに、標準的な回路とは違う回路を作ってしまったため、データのやり取りがうまくいかなかった。かつ、制御線の配線忘れ?
- センサーのインピーダンスが小さく、センサー駆動回路のインピーダンスが大きい
センサーを駆動するだけの電流を供給しきれていなかった。
- ノイズの問題
対策方法 †
- 標準回路の採用、バッファの追加
- 高出力のアンプの追加、低インピーダンスのパワーMOSFETスイッチの採用
- コンデンサの追加、閾値の微調整
現状・対策結果など †
- インターフェースについては正常な動作を確認しました。
- ブレッドボード上にて、実際より小さなインピーダンスの状態(実際のセンサー群合計の1/2に相当)で、接続されたセンサー数が実際の1/4の規模でのセンサー1個の駆動と検出の実験に成功しました。
- ノイズが大きく除去できることを確認しました。
これらは、去年の失敗の原因が解決できることを確認したということです。
状況報告まとめ †
- インターフェースの改良
→完了、テスト済み
- 電源構造の改良
→完了、負荷試験済み
- 発振回路の改良
→設計済み、2.の実験時にブレッドボードで実験完了
- センサー選択用半導体スイッチのインピーダンスの低減
→パワーMOSFETスイッチに変更完了、2.の実験時に実験完了
- 検出回路の改良
→設計済み、パラメータ調整中
その他は、検出閾値の微調整、周波数の調整などと、組み立てです。